短文小説(続き)

おはようございます。先日の短文小説の続きです。

 

「ふっ」と気づくと眠っていた。冷えたラーメンの固まった油まで飲む。

空は白けてまた朝日が「おはよう」と、頬を照らす。

 

冬の空は冷たい。

窓越しに、ラジオのノイズを聞く。

僕の手も冷たい。布団に入りたいと思うことがおっくう。

 

この冷たさが、心を暖かく保つための【みそ】なのだ。

 

 

 

 

「夜ふかしが辞められない。」