2024-05-23 短編小説 短文小説 「リライト」 まず、すべてを消そう。 そこに絵の具を落とそう。何色だろう? モヤモヤと霞んではっきりしない。 涙で滲むせいなのです。 一体私は何色なんだろう? 「ねぇ?何色なの?」 ずっとそれが聞きたかったの。 勇気が有れば良いのにな。きっと深い混沌(カオス)とした色になるかもな。 枕を濡らして今日は眠る。きっと、 カラフルな夢が待っていますように。